
本日朝早くより住職一人にて墓地参道、蛇口周辺、バケツ置き場付近の草取り作務を行いましたが、安昌寺本堂周辺、お寺の境内、境内にある墓地全体に雑草がかなり伸びております。
墓檀家の皆様、また当山境内墓地へお墓参りにお越しの皆様へお願い申し上げます。
お参りの行き帰りの際、ご自分のお墓周辺はもちろん、目についた場所を少しでも結構ですので、草を抜く・刈り取る、一部のお墓には幹の太い草木なども生えております。この様な幹が太い草木はお墓の石を持ち上げる事があります。
何卒、ご協力いただけますと大変ありがたく存じます。
瑩山禅師は『洞谷記』の中で、
しだんわごう した すいぎょ ちか
師檀和合して親しく 水魚の眤づきをなし
らいさいいちにょ こつにく おも いた
来際一如にして 骨肉の思いを致すべし
とお示しになられています。
これは、寺院の代表者である住職と檀信徒が互いに和合し、まるで水と魚のように離れることのできない深い信頼関係を築き、現世だけでなく未来永劫にわたり、一つのご縁として支え合っていくことの大切さを説かれたお言葉です。
境内墓地はお寺があって成り立つ墓地であります。住職だけで護るものではなく、また檀信徒だけで成り立つものでもありません。互いに力を合わせ、思いやりを持ち、支え合うことで、初めてお釈迦様の仏法の教え、曹洞宗の大切な教えと供に皆様のお墓の承継なども次の世代へと受け継がれていきます。
境内の草取りや清掃、法要のお手伝いも、単なる作業ではなく「作務」という尊い修行の一つです。
少しの時間でも構いません。お墓参りの折に、ご自身のお墓周りや目につく場所の草を一本一本抜いていただく、そのお心が寺を護り、ご自分のお墓を護持している仏縁を繋ぐ大きな力となります。
当山墓檀家の皆様、お墓参りに来られる親族の皆様、当山合祀塔にお墓参りの皆様、当山永代供養墓結縁のお墓参りの皆様、当山と様々なご縁により繋がる皆様それぞれのお力添えにより、清浄な墓地環境を護ることができます。何卒ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
曹洞宗 安昌寺
住職 小泉亮人
敬白